MLB最強戦士は誰か――。大谷翔平投手(31=ドジャース)とアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)を巡る論争が再び盛り上がり始めている。
発端はデーブ・ロバーツ監督(53)の発言。7日(日本時間8日)に放送された「MLBネットワーク」の番組で、自軍の大谷について「彼が野球のユニホームを着た史上最高の選手。もう5年待たなくても、自分の目に映ったことを確認する必要はない」と評した。投打にわたる前人未到の活躍を日々目の当たりにしてきたのだから当然だろう。
しかし、海外ではそれだけで済まなかった。昨季もMVPを分け合ったジャッジの存在がスルーされる格好になったからだ。スペイン紙「マルカ」(電子版)は8日(同9日)、「ジャッジは打率や長打率などの項目で上回っている。大谷も別次元の怪物だが、純粋な打者としては依然としてジャッジが頂点に君臨している」と主張した。
また、米メディア「エッセンシャリー・スポーツ」はロバーツ監督の言葉に「では、ジャッジが大きく後れを取っているのか?」とピシャリ。「彼(ジャッジ)の個人成績はまさに桁外れ」とし「野球はチームスポーツ。特にヤンキースでは優勝は別格の重みを持つ。優勝リングこそが偉大さの証しであり、ジャッジが唯一及ばない領域だ。だが、そのすべてを彼に押しつけることは公平ではない」と訴えた。
大谷もジャッジもどちらもすごいが…。大谷をたたえたロバーツ監督のひと言が、図らずも終わりなき議論を再び燃え上がらせている。












