米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は7日(日本時間8日)にファンタジー・ベースボール(FB)の視点でポスティングシステムでメジャー移籍を果たしたブルージェイズの岡本和真内野手(29)と、ホワイトソックスの村上宗隆内野手(25)を分析した。

 FBは実在のMLB選手を一定のルールの下に編成して仮想の自分のチームを編成し、実際の野球における選手の成績をポイント化して総合ポイントなどを競うシミュレーションゲームで、米国では大人気だ。

 岡本は「鈴木誠也タイプの右打者」と評価。日本では高い四球率とコンタクト力を兼ね備えた長距離砲として実績を残してきたが、昨季は左ヒジの故障で大半を欠場した点を懸念材料に挙げた。その上で「2023年に打率2割7分8厘、41本塁打を記録したが、ブルージェイズで同水準の成績を期待するのは現実的ではない。打率2割6分、25本塁打前後が妥当なラインだ」と予想。

「この数字であれば、岡本をドラフトする価値は十分にある」と指摘した。現状では評価は高くないものの、「打者有利の本拠地でのプレーに順応すれば、評価は上昇する」と見ている。

鈴木誠也(ロイター)
鈴木誠也(ロイター)

 一方、村上は「爆発力の象徴」と位置付けられた。「2022年に56本塁打を放った圧倒的な長打力は健在で、故障に悩まされた昨季も56試合の出場で22本塁打を記録した」と本塁打率の高さを強調。さらに「四球を多く選ぶ一方で三振も多く、典型的な〝三つの結果〟(長打、三振、四球)を生む強打者」と分析した。

 26歳を迎える今季は打率面での上積みは限定的としながらも、「ポイント制リーグではトップ200入りの可能性は十分にある」と期待を寄せている。

 2人について「即主軸級と断言することはできないが、条件が整えば大きなリターンをもたらす存在」と総括。グラウンドでどんな成績を残すのか楽しみだ。