高校野球新時代の始まりを見逃すな――。第98回選抜高校野球大会は3月19日に甲子園球場で開幕し、31日まで13日間の激闘が繰り広げられる。出場全32校は1月30日の選考委員会で決定するが、ひと足早く「甲子園のラガーさん」こと善養寺隆一さん(59)が自身の目で見抜いた逸材と一般枠、21世紀枠、神宮枠を含む出場校を予想。さらに新たに採用されるDH制について持論を語った。

関東・東京の5枠目は横浜 vs 浦和学院の争い

 ――今年も恒例の予想よろしくお願いします。さて一般枠ですが、まず北海道は全道Vの北照が不動ですか

 ラガー 25年も北海道から九州まで、全国をできるだけ回ったからね。まあ、北照は動かないだろうね。東北3枠も秋季Vの花巻東(岩手)、準Vの八戸学院光星(青森)は堅い。花巻東は父が巨人コーチの2世選手・古城大翔(2年)が長打力で群を抜いている。問題は3枠目の東北(宮城)か聖光学院(福島)のどちらか…。ここは東北と予想しよう。

 ――東京はVの帝京。関東はVの山梨学院から花咲徳栄(埼玉)、専大松戸(千葉)、佐野日大(栃木)の4強が当確

 ラガー 山梨学院は本大会でも優勝候補。投打二刀流の菰田陽生(2年)は国内に収まるスケールではない。すでにドジャース・大谷翔平(190センチ)を超える194センチの身長で角度のある直球を投げるし、打っては右打席でヤンキースのジャッジのように力強い打球を飛ばす。25年メジャーMVPのハイブリッドのような選手だ。

 ――なるほど。問題は5枠目ですが

 ラガー これは難しいな。順当にいけば、プロ注目の右腕・織田翔希がいる横浜(神奈川)なんだが…。浦和学院(埼玉)もそんなに悪いわけではない。

 ――185センチ、75キロで最速152キロを誇る織田は将来が楽しみ

 ラガー 身長もある右の本格派。横浜OBの涌井(中日)タイプだけど最近の投手で言えば上沢(ソフトバンク)かな。大きな可能性を秘めていると思うよ。期待を込めて横浜にしよう。

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