ソフトバンクの大関友久投手(28)が24日に福岡市内の球団事務所で契約更改に臨み、8000万円増の年俸1億7000万円でサインした。
今季は初の規定投球回に到達すると13勝5敗、防御率1・66の好成績を残し、最高勝率のタイトルを獲得。チームのリーグ連覇に大きく貢献した左腕は「かなり大きく前に進んだ一年」と笑顔を見せた。
一度もローテーションから離脱することなくレギュラーシーズンを完走。体のコンディション管理は例年通り、抜かりなく行ったが、加えて今年から力を入れたのが〝脳疲労〟への対策だった。
脳疲労とは情報過多やストレスによって集中力などが低下する状態。メンタルトレーナーから2024年シーズンの傾向として体の疲れよりも脳や神経系の疲れを指摘されたといい、今季はその回復に重点を置いた。散歩、雑談などさまざまなリラックス法に触れた大関が取り組んだものの一つが〝生け花〟だった。
実家が花農家で、花がある環境が当たり前だった左腕。脳疲労回復の一環として花を生け始めたところ、その効果を実感したという。「お花を買ってどういうふうに、どういうバランスで生けようと考えていると結構没頭して、(普段)やっていることを忘れられたりする」。購入したアルストロメリアの花などをどのように空間に置き、表現するか…。野球から全く離れた分野で何かに没入し、ホッとする時間を作ったことで脳にも好影響を与えた。
〝脳疲労〟回復の効果もあってか充実したシーズンを過ごした。ただ、同時に悔しさも味わった。最終盤に調子を崩し、日本シリーズでは登板なし。それでも「フレッシュな選手はいない」「状態の波が出てしまったのも今の自分の実力」と素直に受け入れた。体の疲労も脳疲労も軽減させ、来季はポストシーズンが終わるまで駆け抜ける構えだ。
=金額は推定=












