フィギュアスケートの全日本選手権(19~21日、東京・国立代々木競技場)で2連覇を達成した男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が新チームをけん引する構えを示した。

 2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表に内定したエースは22日、都内で報道陣の取材に対応。個人&団体で銀メダルに輝いた22年北京五輪に続く代表入りに「2回目だけど、ジャージーのデザインも変わったりするので、新鮮な気持ち」と声を弾ませた。

 五輪には12選手が選出されるも、経験者は女子の坂本花織(シスメックス)とペアの三浦璃来、木原龍一組(ともに木下グループ)のみだ。「新生ジャパンみたいな感じ」と率直な印象を口にしつつも「4年前は先輩方の背中を見て、五輪の舞台を楽しんだ。今回は自分が背中を見せる番。日本代表を背負って頑張りたい」と決意した。

アンコールで女子王者・坂本花織(右)に「連行」される鍵山優真
アンコールで女子王者・坂本花織(右)に「連行」される鍵山優真

 挑戦者として臨んだ北京五輪から4年。今回は五輪メダリストとして追われる立場となった。大一番に向けては封印してきた4回転フリップの投入を示唆し「攻撃は最大の防御。やっぱり攻める姿勢がすごく大事。血のにじむような努力でやっていかなければならない」と力強く語った。

 この日はメダリスト・オン・アイスで「frostline」などを披露。開幕まで50日を切った五輪を見据える上で「後悔しない生活を送る」と毎日を全力で駆け抜ける。