ヤクルトからポスティングで村上宗隆内野手(25)がホワイトソックスと契約合意し、チーム再建の救世主になると期待されている。昨年121敗、今季102敗と最弱球団になり下がったWソックスだが、米メディア「FANSIDED」は「遅ればせながら獲得に乗り出し、契約を成立させた。天才的な決断だ」とビッグクラブを出し抜いた大砲を射止めた球団を称賛した。

 三振率の高さ、球速への対応、守備不安などヨソが二の足を踏んだ懸念事項も承知の上。「いくつかの危険信号にもかかわらず、プラスにかけることで何を失うというのか。この球団は再建の真っ最中だ。村上のような人物と良好な関係を築き、最終的に大活躍し、強打のスター選手に成長すれば、シカゴにとってあらゆる前進への扉が開かれる」とネガティブ要素よりも非凡な打撃パワーにベットしたと見ている。

 短期契約についても「彼らは最小限、かつ安価な年俸で運営しているため、短期的な動きを許容できる余裕がある。うまくいかなかったとしても大きな痛手にならない。安価な若手を抱えており、移籍のチャンスが訪れた際にも柔軟に対応できる」とみている。さらに「彼が2年後もチームに残るか、中心選手たちに火をつけるか、トレード資産になるかにかからわず、この取引に踏み切ったのは賢明な判断だ。優勝候補チームが躊躇するようなリスクを回避した。なぜなら現状のチームは失うものがないからだ」と不安要素を捨て、攻めた結果の〝勝利〟とした。