食べるのも立派な練習――。広島・新井貴浩監督(48)が14日に広島市内で行われた「乳酸菌エキス『ラクティス』ウェルネス&ハッピートークショーby広島FM」に出演。DA PUMPのYORIと「おなかの健康」についてトークを繰り広げた。
「腸内環境」「腸活」「乳酸菌」など〝おなかワード〟が次々と飛び交った中、新井監督は「野球選手も『腸』が強くないとダメなんです。僕もご飯だけは、どんなに練習しても食べられましたから」と切り出すと、一気にヒートアップ。球団OBで現在はMLBのカブスでプレーする鈴木誠也外野手や指揮官も若かりし頃は「体の線が細かった」とし「いい選手は年々体が大きくなる」と持論を展開した。
身長189センチの新井監督もプロ入り当時は体重80キロ台。猛練習とウエートトレーニングを重ね、全盛期は100キロを超えるまでになった。最もNGだと強調したのは「食べないこと」だ。若手時代は朝から晩まで泥にまみれて練習した。それでも「飯は食えた。俺の時は軍隊よりキツイからね。そりゃ、食欲はなくなるけど、無理やり食べて寝た。絶対、大事よ。楽してうまくなれないし。そこらへんも辛抱強い気持ちがいる」とキッパリだった。
こうした経験をもとにした〝新井イズム〟は、実は現役世代にも注入されていた。11月に若手主体で行われた宮崎・日南キャンプでは、鯉将ならではの食事ルールが発動。外食そのものは認められたが、出掛ける前に選手宿舎で提供される夕食を必ず口にしなければならない〝条件〟が設けられていたのだ。
球団関係者によると「基本、宿舎の食事は栄養バランスもしっかりと考えられたもの。それを食べて、それでも足りないのであれば、外で食べればいいというのが監督の考え」という。しかも、食堂には食事をとったかどうかを記入する「出席簿」も用意される念の入れようだった。
野球の技術を磨いても継続させる体力がなければ元も子もない。食べる体力、それを支える内臓器官の強さもレギュラーには不可欠な要素。「強い選手」を求める鯉将の食育は続く。













