新日本プロレス12日鹿児島大会「ワールドタッグリーグ(WTL)」準決勝で、IWGPタッグ王者の「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」ことYuto―Ice(28)、OSKAR(27)組が辻陽太(32)、ゲイブ・キッド(28)組に敗れ、初優勝を逃した。

 Bブロックを1位で突破したK.O.Bは、新世代ツートップを走ってきた辻&ゲイブのライバルタッグと激突した。「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と共闘関係にある「無所属」の越境タッグとの事実上の〝同門対決〟は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。

 ゲイブを孤立させた2人は合体パワーボムを決めて攻勢に。しかし、K.O.B(合体式ツームストーンパイルドライバー)を阻止されると、OSKARがゲイブにジャーマンで投げ捨てられる。

Yuto-Ice(右)にジーン・ブラスターを決める辻陽太
Yuto-Ice(右)にジーン・ブラスターを決める辻陽太

 OSKARはゲイブの追撃を切り返して再度K.O.Bを狙ったが、走りこもうとしたIceがカウンターで辻のジーンブラスターを浴びてしまい分断される。サンドイッチ式ニーアタックで大ダメージを負い、最後はゲイブのローリングラリアートと辻のジーンブラスターを同時に放つ「WAR BLASTER」で力尽きた。

 2023年大会の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI―HASHI)以来となるIWGPタッグ王者としてのWTL制覇を狙ったK.O.Bはこれで無念の終戦。Iceは「負けたヤツが何言っても言葉の力はねえけど、辻、ゲイブ…テメーら強えな。でも、俺らはよ、この負けからさらに強くなるからな。借りは必ず返す」と逆襲を誓った。

 この結果を受け、WTLの決勝戦(14日、熊本)は辻&ゲイブとザック・セイバーJr.&大岩陵平の組み合わせに決定した。