MLBのFA市場で動向が注目されているカイル・タッカー外野手(28)を巡り、移籍先の候補となっているブルージェイズが一躍脚光を浴びている。

 野手ではナ・リーグ2冠王のシュワバーがフィリーズに残留、カブスの主砲だったアロンソはオリオールズへの移籍が決定。目玉の一人として市場に残るタッカーは複数球団と交渉中で、今月3日(日本時間4日)にはフロリダ州にあるブルージェイズのキャンプ地を訪れて直接会談を行ったとされる。

 タッカーがどこのユニホームを着るのかについて、米メディアを連日にぎわせているが、SNS上も盛り上がりを見せている。タッカーが自身のインスタグラムに「フルスロットル」と炎の絵文字とともに投稿。すると、投稿から2日が経過した11日(同12日)、ブルージェイズの主砲、ウラジーミル・ゲレロ内野手(26)が目の絵文字を送って反応したのだ。

 米スポーツサイト「クラッチポイント」は「このコメントは瞬く間に注目を集め、多くの人がゲレロがタッカーにトロント加入を勧誘しているものだと受け取った」と報道。時期が時期だけに思わせぶりなやりとりを勘ぐるのも当然かもしれない。

 一方、大手紙「ニューヨークポスト」のジョン・ヘイマン記者はメッツやヤンキース、オリオールズも獲得に関心を示していると伝え、スポーツ専門サイト「アスレチック」はドジャースも3年程度の短期契約で獲得を狙っていると報じている。

 タッカーはMLB通算8シーズンで通算打率2割7分3厘、147本塁打、470打点、出塁率3割5分8厘、長打率5割7厘を記録。ブルージェイズはすでにディラン・シースやコーディ・ポンセを獲得しており、左打者のタッカーが加われば打線のアップグレードは大きく進む可能性があるが…。タッカーを巡る争奪戦は今後も激化しそうだ。