ヘンリー王子は、内務省が5年ぶりに英国における自身の安全確保の見直しに着手したことに満足しているという。英紙デーリー・メールが9日、報じた

 ヘンリー王子は、自身と家族が英国を訪問した際、24時間武装警察の警護を受けるべきかどうかを再検討する決定について「ずっと前から必要だった」と考えていると関係者は語っている。

 王子に近い情報筋が明らかにしたところによると、ヘンリー王子は10月にシャバナ・マフムード内務大臣に就任直後に書簡を送り、内務省が管轄する王室・公人保護執行委員会(Ravec)にリスク評価の正式な要請書を提出した。これを受けて内務省は、2020年以来初めて脅威評価を命じたことになる

 父チャールズ国王との関係悪化が「改善」しつつあるとされる中、ヘンリー王子が3年ぶりに子供たちと共に英国に戻り、祖父に会う道が開かれる可能性が出てきたわけだが、複数の情報筋はメーガン妃は米国に留まる可能性が高いと報じている。国王は2022年以来、孫のアーチー王子とリリベット王女と会っていない。

 王室の情報筋は「今回の見直しは、国王と息子の関係改善の反映かもしれない」と語りつつ「国王は安全保障に関する決定に直接関与していない」と補足した。

 また王室関係者はRavecには警察や内務省関係者に加え、王室の代表者もいるため、国王とヘンリー王子の関係がやや改善したことを受けて、「委員会の廷臣たちが再検討命令の決定に影響を与えた可能性がある」と指摘している。

 治安当局のある高官は、今回の評価がヘンリー王子にとって変化を意味するわけではないと語りつつ「内務省が最近、裁判で勝訴した事例を考えると、内務省が自ら見直しを主導することはないはずですし、そうする必要もありません。しかし、常に、臨機応変かつ正式な形で見直しが行われています。そうでなければ、内務省は注意義務を怠っていることになります」と指摘している。