ナ・リーグ2冠王に輝いたカイル・シュワバー外野手(32)が争奪戦の末、フィリーズに残留することが9日(日本時間10日)に決まった。

 今季のシュワバーは6本塁打、132打点。自己最多の55発を記録した大谷(ドジャース)を抑えて、打撃2部門でトップに立った。FAとなった今オフは移籍市場の目玉の一人となり、去就が注目されていた。

 米スポーツ専門サイト「アスレチック」によると、シュワバーは「5年総額1億5000万ドル(約235億円)」。オリオールズからは同額、レッズから「5年総額1億2500万ドル(約196億円)」、パイレーツから「4年総額1億2000万ドル(約188億円)」のオファーを受けていたという。

 今オフのFA市場で野手はタッカー(カブスFA)らの目玉選手も残るが、一つの大きな山が動いた格好だ。市場は大物から決まっていく傾向にあり、MLB球団移籍を目指す村上宗隆内野手(25=ヤクルト)、岡本和真内野手(29=巨人)の移籍交渉に影響を与えることは必至。村上の交渉期限は米東部時間の今月22日午後5時(同23日午前7時)、岡本は来年1月4日午後5時(同5日午前7時)までとなっており、一気に加速するかもしれない。