悲願のワールドシリーズ初優勝を目指すパドレスで〝エース右腕〟が放出される可能性が浮上している。
米スポーツサイト「アスレチック」のデニス・リン記者が報じたもので、パドレスが年俸総額の削減を進める中、ニック・ピベッタ投手(32)のトレード交渉に「前向きな姿勢を示している」としている。ピベッタはレッドソックスからFAとなった昨オフにパドレスと4年総額5500万ドル(約85億円)で契約。移籍1年目となった今季は31試合に先発して、181回2/3を投げて13勝5敗、防御率2・87、190三振、fWAR3.7、bWAR5.3とキャリア最高の成績を残した。
だが、来季の先発投手陣は安泰とは言えない。今オフ、FAとなったディラン・シース投手(29)はブルージェイズと7年2億1000万ドル(約327億円)で契約。右ヒジの手術を受けたダルビッシュ有投手(39)は全休が確実となっている。テコ入れは不可欠な情勢だが「ピベッタの価値が高いうちに放出すべき」との見方もあるという。
ピベッタの契約は比較的安価で先発補強を急務とし、優勝を目指すチームには魅力的な条件。報道によると、具体的な移籍先候補は不明で現時点での合意は難しいという。
パドレスはポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す西武・今井達也投手(27)、巨人・岡本和真内野手(29)、ヤクルト・村上宗隆内野手(25)の獲得に興味を示していると報じられている。チーム総年俸の調整を図りつつ、若手補強も進める長期戦略の中で、ピベッタのトレードは合理的な一手となる可能性はありそうだ。












