ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)が若鷹たちにプロで成功するための〝必需品アイテム〟を勧めた。8日に福岡市内の商業施設で新入団選手発表記者会見を行ったホークス。ドラフト1位の佐々木麟太郎内野手(20=米スタンフォード大)は入団の合意に至っていないため不在だったが、支配下4選手に育成を含めた計12選手が壇上で決意を語った。

 それぞれが与えられた背番号を身につけ晴れ舞台に立った。「13」を背負ったドラフト2位の稲川竜汰投手(21=九州共立大)は「本当にこれから始まるんだなと言う感じ。早く皆と野球したい」と高鳴る胸の内を語った。スーツ姿で登場した小久保監督は若鷹一人ひとりとがっちり握手を交わした。あいさつでは「入団おめでとうございます。自分事ですが、32年前に初々しく入団会見したな、と横で感じながら思い出していました」と当時を回顧した。

小久保監督の野球ノートの問いかけに手をあげるソフトバンクの新入団選手
小久保監督の野球ノートの問いかけに手をあげるソフトバンクの新入団選手

 そんな指揮官から選手たちへひとつの問いかけが飛び出した。「野球ノートをすでにつけている人は手を上げてください」。挙手をした選手は4人ほど。指揮官は「野球ノートは必ずつけてください。成長するには必須です。教えてもらったことを自分の感覚にしていくには記憶だけでは無理です。自分のノートを作ることをスタートとしてください」と課題を提示した。自らを助けるアイテムとなる野球ノート。鷹ナインでは大関が試合中でも自らの考えや思いを記す姿が頻繁に見られている。新たにこれから始めるという新人選手のひとりは「習慣づけていきたい」と意気込んだ。

 小久保監督口から出た〝必需品アイテム〟。ノートを記して若鷹たちはプロの階段を駆けあがっていけるだろうか。