GLEAT4日の新宿フェイス大会で田中稔(53)がブラスナックルJUN(26)、石田凱士(29)との3WAYマッチを制しG―RUSH第3代王者に輝いた。

 7分1本勝負、2カウント、2エスケープ、場外7カウントという特殊ルールで争われる同王座。序盤からハイスピードな攻防が展開されるが、7分では決着がつかず延長戦に突入した。延長戦では時間無制限、1カウント、1エスケープ、場外3カウントというさらなる制約が課された。

 田中は石田に腕十字を狙うが石田からはアンクルホールドで切り返される。なんとか切り抜け顔面へのキックで石田をKO状態にするが、割って入ったJUNに丸め込まれてしまう。しかし1カウントで敗北してしまうのですぐさま飛び起きてキドクラッチで切り返しカウント1。電光石火の勝利を収めた。

 バックステージで田中は「昭和100年である今年にバリバリの昭和プロレス世代である俺がバリバリの昭和プロレス殺法のキドクラッチでバリバリの現代プロレス、G―RUSHを手に入れました」と笑顔を見せる。さらに田中はGLEAT内はもとより、他団体での防衛戦にも意欲を見せ、「団体の大きさ問わないのでこのベルト、このルールでこのプロレスをやってみたいという選手がいたらおれのXのDM(ダイレクトメッセージ)でもいいので声を上げてほしい」と呼びかけた。最後は「てめえらG―RUSHやれんのか!」と昭和プロレスらしく全世界の選手にメッセージを投げかけた。