元F1レーサーでウィリアムズやトヨタでも活躍したラルフ・シューマッハ氏(50)が強豪レッドブルのリザーブドライバーに降格となった角田裕毅(25)の早期復帰を予告した。

 来季のシートを得られなかった角田は自身のSNSを更新し「まだ終わっていない」とし「2026年はレッドブルのテスト兼リザーブドライバーとなり、一度はシートから離れますが、最高のF1ドライバーになる夢はまだ諦めていません。これまで以上に努力してチームに貢献し、グリッドに立つ資格があることを証明したいと思います」と記した。

 そんな中で、ラルフ氏はポッドキャストの番組内で「角田は、何らかの形でレッドブルにとどめておくのが良い考えだ。そして、それ(シーズン途中のドライバー交代)は起こるだろう。なぜなら何か問題が起こった場合に、チーム、マシン、両チーム(レッドブルとレーシングブルズ)のことを知っている人がいるのは良いことだから」と説明し「彼(角田)がそれをうまく活用して、その後どうなるかを見ることができる」と語ったという。

 角田に対するラルフ氏の見解について専門メディア「F1 OVERSTEER」は「ラルフ、2026年にレッドブルで角田がF1に復帰する可能性を説明」と題して「アレックス・アルボン(タイ=ウィリアムズ)もダニエル・リカルド(オーストラリア)もグリッドオフ後F1に復帰しており、ラルフ・シューマッハは角田に対して同様のシナリオが起こる可能性を否定していない」と伝えた。

 さらに「2026年に唯一の新人となる(アービッド)リンドブラッド(英国)には多くの援助が必要。物事が計画通りに進まなければ(角田の)復帰が検討されるかもしれない」とし「(リアム)ローソン(ニュージーランド)にとっての問題はリンドブラッドがすぐに彼(ローソン)を打ち負かすかどうかであり、そうなれば再び自分の地位を守るため、角田と戦うことになるだろう」と指摘していた。