阪神・藤川球児監督(45)が27日に大阪市内のホテルで行われた「2025年度阪神タイガース納会」に出席。今季の努力と甘さ全てを見抜いていた指揮官は、一堂に会したナインへ強烈なメッセージを放った。「自分の胸に手を当ててアスリートとして今シーズン伸びたのかどうか。自分自身で振り返ってオフシーズンやらなければならないと思います」。
虎将はまず昨年11月の秋季キャンプで泥まみれになりながら鍛えぬいた主力選手の名前を挙げ、「佐藤、中野、村上、石井、及川。タイトルをとった選手たちは練習に没頭し、ユニホームを毎日汚しました。悔しさから来る強さが出て勝つことができました」と称賛。努力を惜しまなかった者だけが結果を手にしたと強調した。
一方で昨秋キャンプに参加せず自主トレに励んだナインに向けて「自覚がどれだけあったか。競争の元に置かれたり、切磋琢磨(せっさたくま)という言葉で現実を突きつけられた時どうだったか。相手よりまず自分に勝たなければいけませんでした」と厳しい言葉を並べた。
さらに今月、若手中心で行われた安芸キャンプについては「本当にみんなが汗をかいたかどうか、微妙だなと思ってます」とバッサリ。リーグ最速優勝を果たし〝常勝軍団〟となったからこそ「勝つと危険です。順調をもっと疑わなければならない」と浮かれムードにくぎを刺した。
締めくくりには2月の沖縄・春季キャンプに向けて「ここから2か月間、来年のタイガースの大きな船に取り残されないように、落ちないようにやらなければいけません」と今オフへの覚悟を突きつけ、「私の目はごまかせません。期する思いでキャンプやりましょう」と呼びかけた。
虎ナインの心に刻まれた火の玉指揮官のゲキ。し烈な争いの中でどれだけ泥臭く自分と向き合えるか、真価が問われるオフが始まった。












