巨人の高卒6年目・山瀬慎之助捕手(24)が球団側との来季契約交渉を「保留」し、自身のSNSで発信したことにチーム内からさまざまな声が上がっている。

 山瀬は星稜高時代まで奥川(ヤクルト)とバッテリーを組み、2019年のドラフト5位で巨人に入団。強肩で鳴らすが、今季はFA加入した甲斐や岸田、大城卓、小林らの存在もあって一軍出場は1試合、通算でも16試合にとどまっている。

 17日に投稿された文面はすでに削除され、チーム関係者によると「話し合いを経て、山瀬自身が来季における出場機会などさまざまな面を考えた上で、一度契約更改を保留にした形だと思います」と説明した。

 山瀬の行動に対し、同僚選手の一人は「年齢的にもそこそこ(戦力外や自由契約の選手が)出始めているし、去年は同じドラフト組の菊田(拡和)が戦力外になったというのもある。山瀬は菊田とかなり親睦が深いので『結果を残しても上(一軍)に行けないのであれば、何としてでも出場機会があるところに』っていう焦る気持ちが出てきたんじゃないかなとは思います」と察した。

 菊田は山瀬とドラフト同期で3位入団。昨年9月に戦力外となり、現在は社会人野球のミキハウスで現役を続けているが、同い年の菊田の存在は大きく焦りにつながったとみている。

山瀬とドラフト同期だった菊田拡和
山瀬とドラフト同期だった菊田拡和

 一方、別の同僚は「自分の意見を言うのは大切ですが、『伝え方』っていうのはやっぱり大事ですよね。社会的に立場に合った『伝え方』っていうのは難しいとは思いますけど…。そこは重要かなと思います。納得がいっていないからこその保留だと思いますし」と話した。

 山瀬は球団との話し合いを通じて納得して来季に臨むのか。それとも他球団への移籍を直談判するのか注目される。