新日本プロレス22日藤沢大会の「ワールドタッグリーグ(WTL)」Bブロック公式戦で、棚橋弘至(49)、エル・ファンタズモ(39)組が海野翔太(28)、上村優也(31)組に敗れ黒星発進となった。

 来年1月4日東京ドームで引退を控える棚橋にとって今シリーズは現役最後のリーグ戦。その初戦で本隊の未来を担う海野&上村の新世代コンビと激突した。

 海野にドラゴンスクリューを浴びるなど2人の非情な右膝攻めに苦戦を強いられた棚橋だったが、2人まとめてサンセットフリップを投下し反撃。さらに海野をドラゴンスクリューからのテキサスクローバーホールドに捕獲してチームを牽引した。 さらにファンタズモにタッチすると、ダブルのボディプレスを狙う。ところがこれを阻止されると、ファンタズモが海野の雪崩式ブレーンバスターから上村のフロッグスプラッシュを浴びて劣勢に。棚橋もダブルのドロップキックで場外へ追いやられてしまった。

 孤立したファンタズモも丸め技を連発し粘りを見せたが、海野のラリアートと上村のドラゴンスープレックスの合体技で大ダメージを負う。最後は海野のSecond Chapter(変型フィッシャーマンズバスター)で3カウントを奪われた。

 試合後のリング上で海野と座礼をかわした棚橋は「まだまだ始まったばかりだから。…これ言えるのも最後だから。リーグ戦始まって負けた時にいつも言っていた『まだまだこれからだから』。まだ取り戻せるからな」と噛み締めるように豪語。

「そして俺の最後のタッグパートナー、ファンタズモ。これは何かのご縁です」と、有終の美を飾ることを誓っていた。