新日本プロレスの極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の特別興行「粛清の夜」が19日に後楽園ホールで行われた。ユニットを率いるEVILは大会を成功させた勢いそのままに次なる〝粛清〟に向かう。「ワールドタッグリーグ(WTL)」(20日、後楽園で開幕)、さらに来年1月4日東京ドーム大会で対戦するウルフアロンへの不敵予告を繰り出すと、〝あの男〟にまで流れ弾が飛んだ。
EVILはこの日の大会でドラゴンゲートのシュン・スカイウォーカーとのシングル戦に勝利。メイン終了後には高橋裕二郎との特別試合も実現し、両者KOの末にH.O.Tの絆が深まる大団円となった。
すると全試合終了後、本紙記者のスマホには「EVIL」の邪悪な4文字が…。大会の総括かと思いきや、その視界は早くも次なる「粛清」の対象を捉えていた。
まずはドン・ファレと組んで出場するWTLへ向け怪気炎だ。同大会の優勝チームは来年1・4東京ドームでIWGPタッグ王座(現王者はYuto―Ice&OSKAR)に挑戦するのが通例だが、すでにEVILは同大会でウルフとのNEVER無差別級王座V1戦が決定済み。「俺のような超大物は来年1・4のスケジュールなんかとっくに埋まってんだよ。IWGPタッグのタイトルマッチをやってるほどヒマじゃねえんだから、俺たちがリーグ戦で優勝したらその場でベルトを献上しろ」と理不尽要求を突きつけた。
もちろんウルフにも粛清が必要だ。売れっ子タレントでもあるウルフは18日に「踊る! さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演するなど幅広く活動中。これを「プロレスの『プ』の字も知らないヤツが、プロレスラーの肩書でテレビなんか出てるんじゃねえよ」と断罪すると「この俺が東京ドームでプロレスの厳しさを教えて、1月4日以降決まっているお前の仕事は全部代わりに出てやる。…で、次のさんま御殿はいつだ?」と、ウルフが築いてきた地位の強奪を予告した。
くしくもかつてのパレハで「ロス・トランキーロス・デ・ハポン」の内藤哲也からも、ウルフに対し「プロレスの厳しさを見せつけてほしい」と意外なエールを送られていた。ところがEVILは「お前に言われる筋合いなんてねえんだ、このヤロー。偉そうに外野がほざいてんじゃねえ」と聞く耳を持たず。「なんならお前も粛清してやろうか? …と言いたいところだが、アイツは社会の粛清を受けたようだからな。俺から逆にエールを送ってやろう。ウマい話には気を付けろ。分かったか、よく覚えとけ」と、一体何のことかまったく分からないことを口走り、一方的に通話を打ち切ってしまった…。












