日本代表MF南野拓実(30)が、森保ジャパンの苦手分野克服を誓った。

 南野は12日、国際親善試合ガーナ戦(14日、豊田)、ボリビア戦(18日、国立)に向けて千葉市内で代表チームメートとともに調整。練習後の取材対応で「相手がモチベーション高くやってきて、割り切ったプレーというか、ロングボールやフィジカルを前面に出す相手に対して、僕らはうまく戦えていないところがある」とチームが抱える弱点を挙げた。

 さらに「ブラジルみたいな相手だと割り切って、ブロックをつくって分かりやすくできるが、試合で拮抗した中だったり、狙いがないロングボールを放り込んでくるときにやられたりする」と続けた。

 直近では先月のブラジル戦は前半2―0リードされながらも攻勢に出た後半に逆転して歴史的勝利を挙げた一方、同月のパラグアイ戦は土壇場で追いついての引き分け。もっと振り返れば、2022年カタールW杯1次リーグはともに格上のドイツ、スペインに勝ちながらくみしやすいと見られていたコスタリカに敗れてしまった。

 11月に対戦する2チームは弱点克服の試金石。それだけに南野は「W杯はそういう相手と戦うかもしれない。自分たちと同じぐらいのレベルの相手に勝ち切れていないのは問題だと思うので、ブラジル戦に勝った後、もう一回チームとして、自分たちの強さと今までやってきた積み上げを見せられればと思う」と力を込めた。

 そのためには守備的になりがちな相手を崩していく力も求められる。「最後は個というところはあるけど、チーム全体としてはいままでやってきたようにワイドに1対1に強い選手がいる。そこの強みを生かせるようにサポートしながら、中が空いたら僕やタケ(久保建英)のような狭いスペースで生きる選手をうまく使って攻撃する。セオリー通りにはいかないし、きれいにはいかないので、1枚相手をはがしてチャンスをつくったり、強引にシュートにいって決めきる力が大事になってくる」と力説した。