【昭和~平成スター列伝】女子プロレス「スターダム」タッグリーグの祭典「ゴッデス・オブ・スターダム」が7日に後楽園ホールで開幕した。
昨年同様2ブロック制が採用され全16チーム32選手が出場。両リーグの1位から3位が決勝トーナメントに進出し、29日のエディオンアリーナ大阪第二競技場大会で準々決勝戦、準決勝戦が行われ、優勝決定戦は30日の静岡・浜松市総合産業展示館大会で行われる。
ブロック別ではレッドゴッデスは現ゴッデス王者の刀羅ナツコ、琉悪夏組、なつぽい、安納サオリ組、Sareee、叶ミク組、ブルーゴッデスではIWGP女子王者の朱里、鹿島沙希組、AZM、天咲光由組らの活躍に注目が集まるが、開幕から波乱続出でスリリングな展開が続いている。
同リーグは今年で15回目を迎え、女子プロレスのリーグ戦の中でも長い歴史を誇る看板シリーズとなった。14年前の記念すべき第1回大会優勝戦(2011年11月27日、新木場)を制したのは“ゆずポン”こと愛川ゆず季、美闘陽子組だった。当時はまだ旗揚げ1年目で、現在と比べると規模も小さく参加チームはわずか4チーム。それでも当時のスターダムを代表するアイドルコンビが初の栄冠を手中にしている。
「スターダム27日の新木場1stRING大会でグラドルレスラー、愛川ゆず季が美闘陽子との“BY砲”で新設されたタッグ王座『ゴッデス・オブ・スターダム』争奪タッグリーグ戦を制覇。ワンダー・オブ・スターダム王座と合わせた2冠王に君臨した。公式戦2戦2勝の愛川組は夏樹☆たいよう、世Ⅳ虎組と対戦。勝てば優勝だったが美闘が世Ⅳ虎のリバーススプラッシュに沈んで得点が並んだため、同一カードによる優勝決定戦が行われた。愛川は夏樹にSTF、世Ⅳ虎に閃光魔術弾を命中させ、最後は美闘がドールB(回転ハイキック)で世Ⅳ虎をフォールして悲願の初代王座を獲得した。愛川は『今年はここまで目標を達成することができた。あとはプロレス大賞に引っかかってくれれば』と打ち明けた」(抜粋)
その言葉通り、愛川は年間のフル回転が認められ11年と12年の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」女子プロレス大賞を2年連続で獲得。“ゆずポン”は押しも押されもせぬ女子プロ界のスーパースターとなって団体を盛り上げた。13年4月には引退。美女レスラーとして人気を得た美闘も12年10月に引退(16年~17年に復帰)したが、体を張って現在は完全にメジャーとなったスターダムの基盤を作り上げた「功労者」でもあった。
今年は16選手参加で会場も大会場ばかりという大規模なリーグ戦となったが、メジャー団体にふさわしい熱い戦いに期待したい。 (敬称略)













