【昭和~平成スター列伝】女子プロレス界注目の大一番が「マリーゴールド」26日の両国国技館大会で実現する。米WWEのスーパースターで“ジーニアス・オブ・ザ・スカイ”ことイヨ・スカイが参戦。かつての盟友でスーパーフライ級王座を保持する“プロレス界のアイコン”こと岩谷麻優との約7年6か月ぶりの対戦が決まったのだ。
イヨは現在、WWE女子部門で押しも押されぬスーパースター。WWEの日本大会「WWEスーパーショージャパン」(17、18日=両国国技館)に凱旋帰国を果たしたばかりだ。今年3月にはWWE世界女子王座を戴冠してグランドスラムを達成。4月の祭典「レッスルマニア41」では日本人初勝利という快挙も達成しており、現在も堂々トップに君臨する。マリーゴールド参戦は昨年7月両国大会の林下詩美戦以来、約1年3か月ぶりとなる。
そのイヨはスターダムに在籍していた10年前の2015年5月17日にワンダー・オブ・スターダム王座を獲得。これによりスターダムの5大王座を制覇し、団体初のグランドスラムを達成している。
「空位になっていたワンダー・オブ・スターダム王座はこの日の王座決定戦で紫雷イオがニッキー・ストームを撃破。第6代王者となった。白いベルトを腰に巻いたイオは『白は自分の好きな色に染められる。赤いベルト(ワールド王座)以上に輝かせたい』とこれで団体の管理する全王座(ワールド、ワンダー、ゴッデス、アーティスト、ハイスピード)の戴冠歴を持つ史上初の選手となった。『正面切ってスターダムのエース、そしてプロレス界のエースと呼ばれるように頑張ります』と高らかに宣言した」(抜粋)
イヨはその後も団体のエースとして活躍し、東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」で3年連続女子プロレス大賞受賞(15~17年)の快挙を打ち立て、18年6月にWWEへの移籍を発表して現在に至る。
一方の岩谷はイヨの相棒でありながら妹分的存在であり、イヨが日本にいる間はどうしても超えることはできなかった。今回は約7年6か月ぶりの対戦となるが、最後の対戦は18年4月30日後楽園の「シンデレラ・トーメント」準決勝で、10分時間切れ引き分けで「両者失格」に終わっている。その後、イヨはWWEへ移籍し、日米でグランドスラムの偉業を成し遂げた。
イヨが移籍した後に岩谷は急成長を見せ「プロレス界のアイコン」として19年に女子プロレス大賞を獲得。22年5月にはイヨに続くスターダムのグランドスラムを達成し、23年4月にはIWGP女子王座も獲得して9度の防衛に成功。25年5月に「マリーゴールド」に移籍して今回の夢カードが実現に至った。岩谷は「私にとってはいつまでも“お姉ちゃん”。でも岩谷麻優の強さを見せつけて叩き潰したいと思う」と決意を語っている。時空を超えた女子プロ史上に残る名勝負に期待したい。












