ニューヨークのスポーツを報じる米サイト「エンパイア・スポーツ」は10日(日本時間11日)に「ヤンキースは日本のスタースラッガーに大金を払うのは間違いだ」とポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すヤクルトの村上宗隆内野手(25)獲得に待ったをかけた。
村上は8日にポスティングシステムの申請を行い、MLBの全30球団との交渉が解禁された。今オフの移籍市場の目玉の一人とされ、米メディアは2022年オフに吉田正尚外野手(32)がレッドソックスと結んだ5年総額9000万ドル(約126億円=当時)の日本人野手最高額超えを確実視。ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズを候補に挙げている。
そんな中、同サイトは「村上は確かに魅力的な才能の持ち主だが、ヤンキースが今必要としている選手像に合致せず、チームの明らかな弱点の一つも補うことができない。ヤンキースが村上に興味を示しているという報道は典型的な噂話だ」と指摘した。
村上がNPBで残した成績については「まさに夢の成績と言えるだろう」とするも三振率の高さや速球に苦しんでいることを指摘。「NPBからMLBに挑戦した日本の打者は(MLBの投手に)適応するのに何年もかかることが多い。村上が最終的に解決策を見出してもヤンキースにはそんな余裕はない」と断じた。
さらに「もっと単純な疑問がある。村上はどこでプレーするのだろうか?」と、来季は一塁はベン・ライス、三塁がライアン・マクマーン、DHはジアンカルロ・スタントンで決まっていることを紹介。「村上は理にかなっていない」「予算を投手陣の層の厚さと外野の補強に割り当てるのが賢明だ」と斬り捨てるとこう続けた。
「彼は大きな可能性を秘めた魅力的な選手だが、ニューヨークは今、優勝を狙うチーム作りに取り組んでいる。村上はどこか別の場所で活躍するかもしれないが、ブロンクス(ヤンキー・スタジアムの所在地)はどうだろうか? 全く意味が分からない」
米経済誌「フォーブス」で「日本のベーブ・ルース」と紹介された村上。ヤンキー・スタジアムでのプレーを見てみたいが…。争奪戦の行方に注目だ。












