女子プロレスラーの〝太陽神〟Sareee(29)が、センダイガールズ(仙女)ワールド王者の橋本千紘(33)へ不穏予告だ。デビュー10周年を迎える橋本記念大会(16日、後楽園ホール)でのワールド王座戦が浮上。ライバルへの思いを明かした。

 Sareeeは9度目となった自主興行「Sareee―ISM ChapterIX」(10日、新宿フェイス)で鈴季すずと初タッグを組み、橋本&なつぽいと対戦。激闘を繰り広げた末、Sareeeがなつぽいをリストクラッチ式裏投げで沈め3カウントを奪った。試合後に、橋本からデビュー10周年記念大会で行われるSareeeとの一騎打ちを、ワールド王座のタイトルマッチへの変更を提案された。Sareeeも「同じ気持ちだったよ」と快諾。王座戦が決定的になった。

橋本千紘(下)にダイビングフットスタンプを落とすSareee
橋本千紘(下)にダイビングフットスタンプを落とすSareee

 大会後、取材に応じたSareeeは「デビュー10周年の大会で橋本が私を選んでくれたことがうれしい。橋本がいたから私はここまで上り詰めてこられたって思うぐらい、私を強くしてくれた存在。ライバルはたくさんいるけど、一番燃える相手なのでバチバチした戦いを見せたいですね」と笑顔を見せた。

 2015年デビューの橋本に対して、11年デビューのSareeeは先輩にあたる。だが、アマレス出身の後輩である橋本には若手時代に悔しい思いを味わされてきた。「自分は15歳でデビューしてダメダメだったので、実力がついていくのがすごく遅くて。でも、橋本はデビューしてすぐにベルトを巻いたり、アジャコングさんに勝ったり。キャリアは私の方が上なのに、全然かなわない存在だった。だからこそ、絶対に自分が上にいくんだって気持ちでここまでやってこられた」と振り返った。

 23年3月に帰国してからの橋本とのシングルでの戦績は1勝1敗。Sareeeは「最後のシングル(24年1月)から約2年の間、私はマリーゴールド、シードリングのベルトを巻いて女子プロレス大賞を取った。今年はIWGP女子も巻いて、自分の目標を全部かなえてきてる。その間の精神力と、乗り越えてきた修羅場は橋本に負けてないと胸張って言える。前のSareeeとは違う」と言い切った。その上で「橋本の10周年記念だろうと私には関係ない。橋本をぶっ潰して、タイトルマッチになるならベルトも、そして話題も何もかも奪ってやりますよ」と予告した。