ドジャース・大谷翔平投手(31)を巡る〝ディスり騒動〟に、普段は温厚なミゲル・ロハス内野手(36)も頭にきていたようだ。
米エンタメサイト「TMZ」は7日(日本時間8日)、ロハスとの独占インタビューを公開。その中でロハスは「僕は謙虚でいたいから、なるべく挑発的な発言はしたくないけど、ああいう投稿に気づかないわけがない。あんなふうに最高の選手をディスるなんて。その人がどんな人物かとか、彼がこれまで野球のためにやってきたことを全然理解していない」と憤りをあらわにした。
ロハスが口にしたのはカナダ出身の人気ラッパー、ドレイクが投稿したインスタグラムにまつわる因縁。ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦でドジャースが敗れ、王手をかけられた際に大谷を皮肉る挑発的な内容を投稿し、物議を醸していた。
ロハスは「確かにあの試合には負けたが、僕らは大谷をたたえることしかしていない。素晴らしい投球をし、素晴らしい試合をした。彼は特別な投手で、ユニコーンみたいな存在だから」と仲間を擁護し「なのに、あの男(ドレイク)が現れた。みんな彼のことは(熱狂的なブルージェイズファンだと)知っているけど、そんなことする必要はないだろ、まったく。大谷翔平は野球のためにあらゆるすべてを尽くしてきたんだから」と語気を強めた。
さらに、ロハスはWS連覇を祝うドジャー・スタジアムでのイベントで、チームメートのキケがドレイクに反撃する意味を込めたスピーチにも言及。「だから、キケはああいう言葉(オクトーバーズ・ベリー・オウンやFから始まる言葉)を使ったんだ。僕は使わない言葉だけど、ロッカールームにはそういう時にしっかり反論できるヤツらもいる。みんなすぐに(投稿に)気づいてハッピーではなかったが、僕らにはまずビジネスを片付ける必要があったから(黙っていた)」と当時の内情を明かした。
一連の騒動は、第5戦後にドレイクが大谷が三振したシーンの写真に「イエサベージはもうベンチに帰ってるぜ」とのキャプションを添えてストーリーズに投稿したことが発端。ファンの間で「あおり動画」として瞬く間に拡散された。
しかし、最終的にはドジャースが崖っぷちから連勝を飾って連覇を達成。キケは祝賀イベントのステージ上でドレイクのブランド名「OVO(October’s Very Own)」をもじって「オクトーバーズ・ベリー・オウン(10月の主役)は俺たちだ! この本当に大きなチームで、たくさんのビッグなリングを持っている!」と、ドレイクの楽曲「ビッグ・リングズ」にも引っ掛け、放送禁止用語を交えて堂々とやり返していた。
さらに、大谷自身もインスタグラムで優勝パレードの様子とファンへの感謝を投稿。そのBGMには、ドレイクの宿敵である米人気ラッパー、ケンドリック・ラマーの「Not Like Us」を使用し、これもひそかな「あおり返し」と話題になっていた。
勝者の余裕を崩さないまま反撃したドジャースナイン。とんだ挑発も結束をさらに強める結果になったようだ。











