侍ジャパンの強化合宿2日目が7日に宮崎で行われ、大勢投手(26=巨人)がピッチコムを使用したブルペン投球を行った。
今回の合宿で初めてブルペン入りした大勢は、15、16日の韓国戦(東京ドーム)から導入される新機器ピッチコムの練習のため、キャップの内側に専用の機材を装着して投球。新たな女房役の坂本(阪神)を相手に計11球を投げ込むと、その後は坂本としばらくの間話し合いながら、ピッチコムに関してお互いの意見を交換していた。
大勢は「もうちょっとよくなるかなって感じはある。キャッチボールの状態はいいので、その感覚でしっかりブルペンでも投げられたらなって思いました」と自身のコンディションについて明かすと、新機器を使用した感想については「思ったより違和感はないんですけど、聞き取りにくかった時にピッチクロックが過ぎてしまう可能性もあるので、1回でちゃんと聞き取れるようにしたいです」と振り返った。
松山(中日)と並び、侍ジャパンの勝利の方程式の一角として期待がかかる右腕だが、プレー以外での働きにも注目が集まっている。現在は招集から間もない状態ということもあり、初対面の選手同士ではどこか微妙な距離感が存在。大勢も「まだちょっとコミュニケーションがうまく取れてないので、これからですかね」と現状を明かしていたが、その壁を取っ払う存在として、他ならぬ大勢自身がカギとなるかもしれない。
所属先の巨人ナインからはこんな証言が出ていた。「大勢は人見知りせずに誰とでも仲良くなるし、初対面の人を相手にしても普段と全く変わらない。自分より若い子はもちろん、田中(将大)さんに対しても物おじせずイジるくらいだし、生粋の〝陽キャ〟なんだと思う(笑い)。代表チームでもいつも通り、自分から輪を広げていくのでは?」
実際にこの日の大勢は前述のコメントを残しながらも「(松山に)『ご飯行こうよ』って誘われたんで『じゃあ、今日行こうよ!』て言ったら『今日は無理です』って言われて…。また行けたら行きます」とニヤリ。〝驚異のコミュ力〟を早速フル発揮していた様子だった。同僚ナインの予想通り、右腕が新たな若侍たちを結束させる〝潤滑油〟となりそうだ。













