フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯初日(7日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)、女子ショートプログラム(SP)が行われ、2022年北京五輪代表の樋口新葉(ノエビア)は苦しい船出となった。

 右足甲を痛めた中で迎えた今季GPシリーズ初戦は、コンビネーションジャンプが乱れるなど、思うような演技ができなかった。53・15点で10位発進という結果には「練習よりもちょっと緊張したので、ジャンプのタイミングがずれてしまったのと、ミスをカバーしきれなかった」と悔しさをにじませた。

 ただ、スピンでは最高難度のレベル4をマークするなど、意地も見せた。「スピンのレベルが取れたことが一番大きい。少し練習をしていたけど不安要素ではあったので、レベルを取れるかなという思いがあった。ちょっとレベルは低いけど(スピンのおかげで)50点まで上げられた」と収穫を口にした。

 翌週にはGPシリーズ第5戦スケートアメリカにも参戦予定。連戦となるが「正直、余裕で焦っているけど、焦ってもうまくいかない。自分が今できることだったり、やらなきゃいけないことを考えながら、自分のベストを出せるようにと考えている」とマイペースで歩みを進めていく。