フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯初日(7日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)、男子ショートプログラム(SP)は、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が98・58点で首位発進となったが、表情は悔しさであふれていた。
演技中盤に落とし穴が待っていた。「エッジの引っ掛かりが中途半端になった」とキャメルスピンの姿勢が崩れ、まさかの0点。4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプ、4回転サルコーではともに3点台後半のGOE(出来栄え点)を獲得し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でも2点台後半のGOEをマークしただけに、手痛いミスとなった。
競技人生で記憶がないというミスを受けて「ただ呆然としている自分がいる。自分の中で絶対にやってはいけないところで出てしまった。僕としては全く笑えないミスで、ステップに関してもちょっとバランスを崩してしまった」と猛省。
かねて自己ベストの108・12点を意識しており「そこ(キャメルスピンのミス)で100点の壁が途切れてしまった。細かい部分の点数の積み重ねはすごく大事だなと肌で感じた。ジャンプ以外の部分も、しっかりと落ち着いてやらなければいけないなと思った」と顔をしかめた。
ただ、今大会がGPシリーズ初戦。「悔しい部分ではあったけど、まだまだ1戦目でよかった」と前を向いた鍵山。8日のフリーでは同じ過ちを繰り返すわけにいかない。












