フィギュアスケート男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は、自らの演技に集中する構えだ。

 先月の2026年ミラノ・コルティナ五輪最終予選では、ピョートル・グメンニク(ロシア)が合計262・82点で優勝。ミスがありながらも、4種類の4回転ジャンプを5本組み込んだ構成で演じた。鍵山は「終わってからチラっと見た。4回転をたくさん跳ぶような時代になった」と印象を口にしたものの、自身の軸にブレはない。

「僕の武器というか、自分にしかできないエッジワーク、表現力、あとはジャンプのGOE(出来栄え)とか、満点を意識しながら頑張りたい」

 約3週間前に出場したチャレンジャーシリーズのロンバルディア杯は、左足首痛の影響でジャンプの難度を落とした。それでも、1日に都内で行われた新シーズンの開幕会見では「今は少しずつ足の状態も良くなって、かなりコンディション的にもメンタル的にもストレスなく練習できてる状態」と回復ぶりをアピールした。

 22年北京五輪では個人、団体で銀メダルを獲得したが「本当に一日一日が充実しているけど、満足はせずにしっかりと自分のスケートを追求していきたい」と己超えを目指す。