フィギュアスケートペアでミラノ・コルティナ五輪金メダルの〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=ともに木下グループ)の引退発表がイタリアでも話題となっている。

 今季限りでリンクに別れを告げた〝りくりゅう〟について、イタリアメディア「Notizie」は「引退をバトンタッチの機会とし、日本国内での2人のカップルへの関心や支持を高めるための取り組みを進めたいという強い意志がうかがえた。『新たな挑戦』という言葉は、指導からプロモーション活動まで、幅広い可能性を示唆しつつ、二人が国民的な存在としての地位を維持していくことを示唆している」との見方を示した。

 現役時代の〝りくりゅう〟は、ミラノ・コルティナ五輪で団体銀メダル、個人金メダルを獲得。2022~23年シーズンには、全種目を通じて日本史上勢初の同一シーズン主要大会全制覇となる「年間グランドスラム」を達成するなど、世界の舞台で輝かしい実績を残してきた。

 今後は指導者転身に意欲を見せており、同メディアは「数々の国際的な功績と、メダル獲得にとどまらない将来を見据えたプロジェクトという、バランスの取れた形で幕を閉じる。彼らのスポーツにおける功績は、日本のスケート界の未来を切り開く原動力となり、今回の引退をこの競技の新たな始まりへと変える可能性を秘めている」と期待を寄せた。

〝りくりゅう〟が描くペア王国化の夢は、海外でも注目を集めているようだ。