フィギュアスケート男子で北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が〝初陣〟を心待ちにしている。

 グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(7日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)の前日練習が6日に行われ、曲かけでは複数の4回転ジャンプを着氷。「今季初めて大きな会場で滑るが、音楽の音の響き方だったりだとかをかなり調整してつくってきたので、いいものになっている。音楽だったり、氷の感触だったり、自分自身の調子など全て含めて、かなりいい感じだった」と手応えを口にした。

 鍵山にとっては今大会がGPシリーズ初戦となる。「とにかく1回目を大事に練習を積み重ねてきた。本番は1回しかないし、練習ではやり直しができるけど、1回目が本当の実力だと思っている」と一発目にこだわって練習を積んでおり「自分は(GPシリーズの初戦が)遅めのスタートだったので、結構そわそわしていた。やっと自分の番かと思ってわくわくしている」とモチベーションは高まっている。

 2026年ミラノ・コルティナ五輪の開会式まで6日で3か月となった。「ちょっと緊張しちゃう部分もあるけど、1試合1試合しっかりと落ち着いて、練習通りやればもう絶対大丈夫だと思う。練習自体は楽しいと思えることがあまりないというか、きついなとか思う場面が多いけど、試合に関しては楽しんだもん勝ちだと自分では思っている」。3連覇の懸かる一戦で、弾みをつけることはできるか。