ドジャースは3日(日本時間4日)、ロサンゼルス市内でワールドシリーズ(WS)優勝を祝したパレードを実施。世界一メンバーを乗せたバスがゆっくりと進んだ中、警察当局の発表によると22万5000人以上のファンが沿道に詰めかけた。
21世紀初のWS連覇を成し遂げたチームとファンにはまさに至福の時となり、街中が大歓声に包まれ、紙吹雪が舞う圧巻の光景となった。
ただ、万民が同じ境遇にあったわけではない。米メディア「FANSIDED」はドジャースを除く29球団にとっては「最悪の瞬間」「悪夢の燃料」とし、今季を「悪党どもがまたやってのけた。MLB29球団のファンが敵対する中、ドジャースはお粗末な外野陣と散々な救援陣を抱えながら、近年で最も記憶に残るWS連覇を達成した」と総括した。
パレード後にドジャー・スタジアムで行われた優勝報告会では、大谷が「次のリングを取る準備はできています」と英語で早くも〝3連覇〟を宣言。同メディアは「ドジャース嫌いが最も恐れる悪夢が危険なほど現実のものになりつつある」と危機感を募らせた。
ドジャースを嫌うファンにはすべてが受け入れられなさそうではあるが、例外として3人の名前が挙げられた。連覇で引退の花道を飾った223勝左腕のカーショー、WS初優勝となったスネル、そしてMVPに選ばれた山本由伸投手(27)だ。
山本の活躍は全米を驚かせ、先発で完投を含む2勝、中0日で中継ぎ登板して〝胴上げ投手〟となった。しかもすべてが敵地のマウンドで3戦3勝という離れ業だった。
同メディアは「ドジャース嫌いは山本由伸を好まないかもしれないが、彼を尊敬せずにはいられない」とズバリ。「10月の登板ごとに見せた輝きはさておき、WS第7戦に休養日ゼロでの救援登板は、今後しばらく見られないであろう偉業だ」とたたえた。
最後は優勝トロフィーを持ち上げられなくなるほど精魂尽き果てていた無双右腕。メジャー2年目で誰もが認めるエースに成り上がった。












