世界ヘビー級王座奪回に成功したWWEの〝反逆のカリスマ〟CMパンク(47)の振る舞いが、SNS上で話題を呼んでいる。
パンクは1日(日本時間2日)の「サタデーナイツ・メインイベント」(ユタ州ソルトレークシティー)でジェイ・ウーソを破り、セス・ロリンズの負傷欠場で空位となっていた同王座を奪取。3か月前にロリンズにMITBの権利を行使され、王座奪取からわずか5分で手放したベルトを取り戻したが、入場時に着ていたジャージーにも注目が集まっている。
ジャージーの右胸には「Duke」の文字が刺しゅうされていた。これは10月17日に死去したMMAコーチのデューク・ルーファスさん(享年55)を追悼したものだという。デュークさんは米キックボクサーで、K-1や総合格闘技(MMA)にも参戦したことがあるリック・ルーファスの弟で、自身もキックボクサーとして活躍した後、MMAのコーチに転向。MMAの最高峰・米UFCの王者を育てるなどした名トレーナーだが、パンクもデュークさんの〝教え子〟だったのだ。
パンクは2014年1月にWWEを退団すると、MMAに転向。16年1月と18年6月に、UFCのオクタゴンに挑戦した。結果は2連敗だったが、その際にプロレスラーのパンクにMMAを指導してくれたのがデュークさんで〝師匠〟の死を悼み、名前をジャージーに縫いこんだとみられている。
さらには試合後に自身のインタスタグラムにポストした写真も、米プロレスファンの間では注目の的に。「サタデーナイツ・メインイベント」で、世界ヘビー級ベルトを巻いたパンク、ティファニー・ストラットンに圧勝して新WWE女子王者となったジェイド・カーギル、ドリュー・マッキンタイアを下して統一WWE王座を防衛したコーディ・ローデスに加え、第3ブランド・NXTのNXT王者リッキー・セインツと、現王者4人が笑みを浮かべて記念写真に納まったものだ。
実はこの4人全員、前の所属がライバル団体の米AEWで、パンクも「俺たちを見てみなよ」と意味深なコメントを投稿している。これには「笑顔に囲まれた中で、パンクはひと際目立っていた。バックステージでのトラブルでAEWを解雇され、後にトニー・カーンと同団体を公然と批判した男が、元AEWの同僚たちの傍らでニヤリと笑っていた――静かに正当性を認められたように」(「ケージサイド・シーツ」)と、解説する米プロレスメディアもあるほどだ。
もちろんファンもかんかんがくがくで、両団体のファンの間で議論にさえなっている。それだけ、47歳で再び世界のプロレス界の頂点に立ったパンクの影響力はすさまじいということだろう。












