G復活のキーパーソンとなるか。巨人の二軍監督に来季から石井琢朗氏(55)が就任することが3日、分かった。
現役時代に2000安打を達成するなど輝かしい経歴を誇る同氏の再入閣は、来季V奪回を狙うチームにとって戦力底上げの面でも大きな〝首脳陣補強〟となる。1989年に横浜大洋(現DeNA)にドラフト外で投手として入団。その後は野手転向を果たし、98年にはマシンガン打線のリードオフマンとしてチームのリーグ優勝、日本一に貢献した。
その後、移籍した広島で2012年に現役を引退。広島、ヤクルトのコーチを歴任し、巨人でも19年10月から21年まで一軍野手総合コーチや三軍野手コーチなどを務め、選手の育成に尽力してきた。以降在籍したDeNAでは今季、野手コーチとして主に二軍で若手を指導してきたが、10月末に退団。3球団で主要なコーチ業務を経験し、数々の選手を育成してきた石井氏だけに巨人内部でも「再びジャイアンツで若手を徹底的に鍛え上げてくれるはずだ」との期待値が必然的に高まっている。
だが石井氏によってネジを巻かれる側のG若手選手たちは来春、すさまじいまでの〝地獄キャンプ〟を乗り越えなくてはならなくなるかもしれない。チーム関係者の1人は来春から石井新監督を本格的に迎えるファームの宮崎キャンプに関し「〝猛練習の鬼〟だからこそ、来年の春季キャンプは一軍だけではなく二軍もハードになることは間違いない」と断じ、不気味な予告を口にする。
実際に石井氏は19年10月に巨人の野手総合コーチに就任すると、すぐさま〝猛練習マシン〟の本性をあらわにし、同年の秋季宮崎キャンプ初日から6時間ぶっ通しで選手をしごいたこともあった。
ちなみに一軍を率いる阿部監督も来年の春季キャンプについて「来年担当になる人は(練習時間が)長くて大変だよ」と言い切っている。現在行われている「地獄の秋季練習」と同様、来年の春季キャンプも一、二軍ともに猛烈なメニューが課せられることになりそうだ。












