フィギュアスケートの西日本選手権兼全日本選手権アイスダンス予選会2日目(2日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)のフリーダンス(FD)が行われ、紀平梨花(トヨタ自動車)、西山真瑚(オリエンタルバイオ)組は、77・13点をマークし、合計点136・74点でデビュー戦を終えた。

 紀平は2026年ミラノ・コルティナ五輪シーズンの今季、全日本選手権の予選会となる中部選手権(9月、愛知)を欠場。22年北京五輪シーズンに故障した右足首が完治しておらず、シングルでのミラノ・コルティナ五輪出場が消滅した。しかし、ともにカナダを拠点にする西山からトライアウトの誘いを受け、アイスダンスの世界に足を踏み入れた。

演技後、笑顔で西山真瑚(右)と握手する紀平梨花
演技後、笑顔で西山真瑚(右)と握手する紀平梨花

 アイスダンスでミラノ・コルティナ五輪の道をつなぐには、今大会で最上位に入った上で、リズムダンス(RD)とFDの合計技術点85点以上をマークし、国際大会の派遣をつかむことが第一条件だった。1日のRDでは技術点で33・37点を記録。FDの技術点で51・23点が必要だったものの、40・29点にとどまり、ミラノ・コルティナ五輪への道は閉ざされた。

 ただ〝りかしん〟がカップル結成を発表したのは9月末。本格的始動からは約1か月しか経っていない。アイスダンスへの挑戦について紀平は「なんかどういう道を選んでも、あまり明るい未来が見えないような、そういう気持ちでずっと過ごしていたけど、なんか新たな希望というか、明るい未来が見えてきたので、こういう選択ができてうれしく思う」と語っており、今後も前を向いて歩みを進めていく構えだ。