ドジャースは31日(日本時間1日)に敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に先発した山本由伸投手(27)の6回1失点の好投もあって3―1で逃げ切り、逆王手をかけた。
8回に3番手で登板した佐々木朗希投手(23)は9回も続投したが、先頭カークに死球を与えるとバージャーに左中間へへ大飛球。中堅手ディーンが追った打球はフェンス下にすっぽり挟まった。その間に2人が生還したが、ビデオ判定を経て二塁打となり、二、三塁。ここで降板となった。
一打同点、一発出ればサヨナラの場面だったが、4番手のグラスノーがクレメントを初球の内角高めのフォーシームで一飛。続くヒメネスは2球目の外角シンカーを打って左飛に仕留めると、飛び出した二塁走者が戻れず併殺に。劇的な幕切れととなった。
打球が挟まった瞬間にすぐに手を上げてアピールしたディーンは「高校生くらいの頃から、ボールが挟まったら手を上げるようにと聞かされてきたから、あの瞬間は、そうするのが正しいとすぐに思った。振り返ったらキケも同じように両手を上げていた」と説明した。ロバーツ監督も「すごく良かった。外野審判もすぐに試合を止めた。結果的にうまくいったし、認識力の高さを証明した」と褒めた。
また、左飛を併殺にしたキケことE・ヘルナンデスのプレーについては「キケの反応はほんとにすごい。わたしがこれまで見てきた中でも、最も頭のいい選手のひとり。打球への反応、送球の判断、すべて完璧だった」とこれまた絶賛した。
WSの流れは第1戦からブルージェイズに傾いていたが、9回の2つの〝ファインプレー〟でドジャースが引き戻したばかりか、一気に流れをつかんだかもしれない。第7戦は敵地ファンの大ブーイングが予想されるが、1998~2000年のヤンキース以来となるWS連覇へ負けるわけにはいかない。












