阪神・畠世周投手(31)が「SMBC日本シリーズ 2025」第4戦・ソフトバンク戦(29日、甲子園)に2番手として緊急登板。鷹打線相手に最少失点で踏ん張り、ピンチの流れを最小限に食い止めた。

 先発・高橋遥人投手(29)が5回一死一、二塁から周東の打球を左ヒジに受けるアクシデントに見舞われ、2番手で急きょマウンドへ。一死満塁と絶体絶命の場面で3番・柳町に犠飛を許しながらも、最後は栗原を144キロの直球で三振に仕留めて最少失点で切り抜けた。

 ブルペンでは急ピッチで投球練習。厳しい状況での登板も、冷静に鷹の中軸と対峙した。「与えられたところをゼロで返ってくるっていうのを目標でやってたんで。自分的には良くなかったかなと思うんですけど」と悔やみながらも、「長打だけはダメだと思いながら投げたんで、そのままゲームをぶっ壊さなくてよかったです」と安堵の表情を見せていた。

 しかし虎打線が4戦連続で2得点以下と沈黙。終盤の追い上げもむなしく、2―3で3連敗を喫した。シリーズ対戦成績は1勝3敗となり、王手をかけられた猛虎軍。ここまでチームを支えてきた救援陣の粘投が反撃の起爆剤となるか。