巨人の田中将大投手(36)は29日にジャイアンツ球場およびジャイアンツタウンスタジアムで行われた秋季キャンプ初日に参加。練習後に取材では、前日28日に今季限りで退団することが決まった桑田真澄二軍監督(57)への感謝の思いを語った。

 今季は二軍での登板や練習機会が多かった田中将。桑田監督の退任報道を受け、「前向きになれるような声がけであったり、話っていうのを常々していただいて『自分はこういう風に進んでいくべきだ』と背中押してくれてたなっていうのはありますね」と振り返り、「教えもそうですし、桑田さんと接することができてすごく前向きになれたなっていう気持ちですね」と感謝を述べた。

 また、「投球に関してもやっぱりテーマを持ちながら、忘れないようにやっていかないと。人間はどんどんやっぱ忘れていく生き物ですから。投球に生かしていけるようにっていうふうに思ってます」と語り、登板時の意識づけを重視した同監督の教えを胸に刻んだ。

 リーグ優勝を逃し、CSでも敗退した巨人は、悔しさを胸に秋季キャンプで鍛錬を重ねる。田中将は「(来季に向けて)もうスタートしてます、練習してますので。新たな組閣があって、全員が顔を合わして集まる機会はなかなかない。全員が集合するのは気が引き締まる思いでありますね」と語った。