立石正広内野手(21=創価大)は23日のプロ野球ドラフト会議で広島、日本ハム、阪神の3球団から1位指名を受け、抽選の末、阪神との入団交渉が決まった。

 立石は高川学園(山口)から創価大に進学し、ユーティリティープレーヤーとしてチームをけん引。大学での通算成績は打率3割3分9厘、82安打、15本塁打、56打点を記録した。持ち前の長打力だけではなく、俊足を生かした守備や走塁も注目されている。

 立石は「単純に一瞬で決まっちゃったんだなというか…。どこだったからうれしいとか、嫌だったとかそんなのはまったくなくて。『やっとこの世界に入ったな』という実感がわきました」と喜びをかみしめた。

 そんな立石との交渉権を獲得した阪神は、今季セ・リーグ優勝を果たし、25日から始まる日本シリーズでパ・首位のソフトバンクと激突する。会見では「とにかく強い。とにかく負けないチームだなと」と球団の印象を語った。

 同球団の「憧れの選手」を聞かれると、森下翔太外野手(25)の名前を挙げた。トレーニング施設で偶然会った程度だというが、「森下さんがすごくかっこよくて。勝負強さが異常なほどあると思うので、そういう意味でもずっと森下選手は見てきたことは多いですね」と目を輝かせていた。