巨人の主砲・岡本和真内野手(29)が今オフのMLB移籍を容認され、米メディアがお祭り騒ぎとなっている。
球団がポスティングシステムの利用を認めたのは史上3人目で野手では初。これまでの米報道では球団と業務提携を結び、OBの松井秀喜氏がプレーしたヤンキースを中心に、主にカブスなどの名前が取りざたされていたが、巨人が同制度を承認した例が少なかったため、ほとんどが注釈付きだった。
しかし、今回は球団がバックアップを約束。22日に会見も開き、岡本本人が「僕はどこでもうれしいです」と〝全球団OK〟の姿勢を打ち出したことで、海の向こうでは一気に火がついた。
なかでもヤンキースの地元では「ニューヨークポスト」や放送局「SNY」などが移籍可能となったことをはじめ、岡本の経歴、攻守に優れた点、チームのウイークポイントに合致することを相次いで報じた。
ただ、NPB通算248本塁打を誇り、一、三塁でゴールデン・グラブ賞も獲得した上、左翼守備の経験もある逸材。長距離打者や一、三塁を必要とする球団は少なくない。
米メディア「AlBat」では「岡本の多才ぶりは、彼に興味を持つ球団にとって重要な要素になる」と評し「特に内野陣の補強を狙うレッドソックス、マリナーズ、エンゼルス、パドレスといったチームが獲得競争に加わる可能性がある」と指摘した。
また、「スポーティングニュース」では筆頭候補に大谷と山本、佐々木が在籍する「ドジャース」を挙げ「必ずしも一塁手や三塁手を必要としているわけではないが、ここ数シーズン、ロサンゼルスは日本選手の拠点となっている」と伝えている。
さらに〝次点〟をメッツとし「ピート・アロンソをFAで失えば、その穴を埋める打撃力が必要となる。岡本はメッツのレギュラー内野手として定着する可能性がある」とし「ジャイアンツ、ヤンキース、タイガースも大金を投じる傾向があり、争奪戦に加わる見込み。タイガースは内野の左側(三塁)に補強が必要だ」と報じた。
ポスティングの申請が始まるのは11月1日からだが、マルチ男の渡米とあってカオスな状態は続きそうだ。













