ソフトバンク・栗原陵矢内野手(29)が9、10月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。24試合に出場して打率3割5分9厘、3本塁打、20打点をマーク。9月は得点圏打率4割7分6厘を誇り、クラッチヒッターぶりを発揮した。シーズンを通して故障に悩まされ続けたが、大事な最終盤に存在感を見せて主力の意地を見せた。
栗原は受賞会見で「打点が多く取れているのと得点圏打率。そこが一番いい数字かなと思います」と満足そうに振り返った上で「なかなかチームの力になれないシーズンで苦しかったが、最後に少しだけチームの力になれたのがうれしかったし、そういう締めくくりができたのは大きかった」と率直な思いを明かした。
8月末に一軍復帰する際、小久保監督から「9月は月間MVPを取るぐらい活躍して、おいしいところを持っていってほしい」と期待をかけられていた栗原。まさに言霊のような大暴れだった。栗原の受賞に、小久保監督は「地力があるから言った。多少意識したところはあったと思うし、言うてみるもんやなって思いました」とニヤリ。実力を認めるからこそのハッパだったが、期待通りの活躍に指揮官もうれしそうだった。
今季はレギュラーシーズン80試合の出場にとどまったものの「勝負の秋」に実力を発揮し、正三塁手として貫禄を示した。悲願の日本一奪回へ、まだまだ輝きを放つ。












