日本バスケットボール界期待の〝八村2世〟が明かす世界への思いとその素顔とは――。白谷柱誠ジャック(16=福岡大大濠高)はU16日本代表主将を務め、6月には日本代表候補合宿に初招集された逸材だ。今回は単独インタビューに応じ、憧れの存在である米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(27)から受けた直接指導の中身、プライベートでの過ごし方や〝推し〟まで熱く語り尽くした。

インタビューに応じた白谷柱誠ジャック
インタビューに応じた白谷柱誠ジャック

 ――福岡大大濠高のバスケ部を選んだ理由

 白谷 片峯(聡太)監督がU18日本代表でアシスタントをされていて、その時、一緒にアジア大会を経験しました。同じ景色を見た監督の下で、もう一度本気でバスケがしたいと思った。練習でも常に高い意識を求める方なので、その中に飛び込んでみたいと感じた。

 ――代表活動で得た手応えは

 白谷(トム)ホーバス監督に「本当に強い」と評価してもらえたのはうれしかった。少し通用した感触もありましたが、IQや技術はまだ足りないと痛感しました。世界で戦うには、基礎力や判断の速さが必要だと感じ、そこを意識するようになりました。

 ――八村の存在は

 白谷 ずっと憧れです。基礎もフィジカルも器用さも兼ね備え、プレーに説得力があります。自分も土台からつくり直さないと、世界では戦えないと感じさせてくれる存在ですし、努力を積み重ねてトップに立っている姿が本当に刺激になります。

 ――8月には八村主催のトレーニングキャンプにも参加した

 白谷 シュートの着地や構え方を教えてもらいました。NBA選手に目の前で教えてもらえる機会はめったにないので、本当にうれしかった。教わったことは今も練習で毎回意識していて、大きな財産になっています。

八村塁からの教えは常に意識している
八村塁からの教えは常に意識している

 ――米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手からも刺激を受けている

 白谷 日本からアメリカに挑戦して、いろんな声がある中で結果を残しているのが、本当にすごいと思います。あれだけの舞台で活躍するには「自分を信じる力」がないと無理だと感じました。自分も自分を信じて、いつかNBAの舞台に立ちたいです。

 ――趣味は

 白谷 アニメや映画です。練習がない日に一気見したり、寝る前に少し見たり。「進撃の巨人」やサスペンス系が好き。映画ではネットフリックスの「ハッスル」を見て、無名選手が努力でNBAを目指す物語にすごく勇気をもらいました。

 ――好きな食べ物は

 白谷 唐揚げです。12個くらいペロッといけます。あとカレーライスも大好きですね。

 ――好きな女性タレントはいるか

 白谷 広瀬すずさんや永野芽郁さんです。テレビやCMに出ていると、つい見てしまう。

 ――ちなみに恋愛は

 白谷 今は彼女はいないです。禁止されているわけじゃないので、いい出会いがあればと思っています。募集中です(笑い)。

 ――将来の目標は

 白谷 NBAで長くプレーできる選手になりたい。ヤニス・アデトクンボ(バックス)や、アンソニー・エドワーズ(ティンバーウルブズ)のような、パワフルで何でもできる選手を目指しています。これまでたくさん支えてもらった母に、恩返しできるようにもなりたいです。

目指すはもちろんNBAだ
目指すはもちろんNBAだ

 ☆しらたに・ちゅそん・じゃっく 2009年4月29日生まれ。三重県出身。中央アフリカ共和国出身の父と日本人の母の間に生まれた。小学3年からバスケを始め、6年時に全国ミニバス出場。四日市メリノール学院中で全国大会3連覇を達成した。25年春に福岡大大濠高へ進学し、1年目から主力として活躍。同6月には日本代表候補合宿に初招集。同9月のU16アジアカップでは、U16日本代表主将として4強入りに貢献した。身長194センチ、体重96キロ。