自民党と日本維新の会の連立政権発足に向けた政策協議が進み、10月21日の首相指名選挙で高市早苗総裁が選出される見通しが高まっている。米紙ニューヨーク・ポストは18日、高市氏を取り上げ、「トランプ大統領とうまくやっていける」と報じた。
同紙は、高市氏が大学在学中にバンドでドラムを担当したほどのヘビーメタル愛好家と紹介した。また、英国のマーガレット・サッチャー元首相を「理想のリーダー」として掲げていることや、元下院議員で民主党大統領候補だったパット・シュローダー氏のもとでインターンとして働いたと伝えた。
すでにトランプ氏は10月6日、高市氏が総裁に選出されたことについて、自身のSNSトゥルース・ソーシャルに「偉大な知恵と力強さを持つ、非常に尊敬される人物」「本国民にとってすばらしいニュースだ」と称賛している。
第一次トランプ政権で駐日大使を務めた共和党のビル・ハガティ上院議員はニューヨーク・ポスト紙に「彼女はトランプ大統領とうまくやっていけると思います。これまで大統領とうまくいかなかった日本の首相はいませんからね」と語った。
トランプ氏にとって重要なのは、彼女が故安倍晋三元首相の〝弟子〟であるという点だという。安倍氏は2017年、トランプ氏とゴルフを共にし、金色のゴルフクラブを贈ったことで知られている。トランプ氏は2022年の安倍氏暗殺事件の際、「彼は偉大な人物だった」と述べている。
トランプ氏のゴルフ仲間として知られる共和党のリンゼー・グラム上院議員は「ヘビーメタルのドラムよりも、トランプ・ワールドへの入り口はゴルフかもしれません。レッスンを受けるといいですよ」と話している。
また、米政府高官は「トランプ氏は彼女に好印象を持っている」と語り、今月予定されているトランプ氏のアジア歴訪で、両者が貿易問題を率直に議論する可能性があると示唆した。
トランプ氏の〝お気に入りリスト〟に入れば、政治的な恩恵が期待できるという。アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は先週、ホワイトハウス訪問時にトランプ氏から〝政治的な後押し〟を受け、同国経済に対する200億ドルの支援を取り付けている。












