新日本プロレスの高橋ヒロム(35)が、「スーパージュニアタッグリーグ」(23日、後楽園で開幕)のパートナーに外道(56)を指名した真意を明かした。
ヒロム属する「無所属」と外道属する「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」の両ユニットは、13日両国大会で電撃和解。この流れを受けて異色すぎるタッグのリーグ戦出撃が決定した。
これまで常に敵対関係にあった外道とヒロムの間に会話があったのは、ユニットの垣根なく話すことができた練習生時代までさかのぼる。そしてその時の出来事こそが、今回の指名に大きく関わっている。「実はデビュー前にちょっとした恩があって。とあることで限界を迎えて、新日本を辞めようとしていたのを止めてくれたのが、外道さんだったんですよ。『お前、IWGP取るのが夢だったんだろ? こんなことで諦めていいのか?』と言われて、思いとどまったという過去があるんです。『あること』っていうのは、今後発売する俺の自伝に詳しく載せます(※現段階で発売予定は皆無)」。
まったく人の道から外れていない外道の熱い言葉がなければ、今の姿はなかったかもしれない。「鷹木(信悟)さんは『外道だけは信用できない』と言ってましたけど、俺はその時の恩があるからこそ信用できるというか。仲間として握手をしたからには、タッグを組みたいなと」と説明した。
肝心の実力的には、外道は2016年12月にGHCジュニアタッグ王座(パートナーは邪道)を失って以降、約9年間タイトルに縁がない。それでもヒロムは外道との〝信頼関係〟に自信。「これは内藤哲也(とのタッグ)以来の『1+1=1』になる可能性があるなと。そこで起こる化学反応…ケミストリーですよね。タッグチーム名はケミストリーにします…あっ待ってください。やっぱり外道夢道(げどうむどう)にします」と勝手にチーム名を発表した。
無所属とWDの今後にも注目が集まる。ヒロムは「WDの組織自体に興味はないんですよ。一人ひとりは魅力的ですけど、WDに入りたいという気はないですね。『ウォー』っていう言葉が好きじゃないので。ハッピー・ドッグスとかピース・ドッグスだったら入ったかもしれないです」と明かしつつ「新日本プロレスに新しい何かが生まれるかもしれない。これは乗っかった方が面白いなと。俺はもう面白ければ何でもいいと思ってるので」とニヤリ。予測不能の異色タッグから目が離せなくなってきた。












