国内女子ゴルフツアー「スタンレーレディスホンダ」最終日(12日、静岡・東名CC=パー72)は、濃霧の影響で開始時間が遅れ、セカンドカットの上で最終ラウンドが変則9ホールで行われ、単独首位スタートの河本結(27=リコー)が通算14アンダーで今季2勝目を挙げた。

 勝因の一つは国内組の意地だった。今大会は渋野日向子(サントリー)、岩井明愛、千怜(ともにHonda)の双子姉妹ら米ツアー組が出場。さらに今季米下部ツアーを戦った原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が初参戦となっていた。

 米ツアーは河本も一時参戦していた舞台だが、思うような結果を残せず再び国内ツアーを戦っており、盛り上げたい気持ちも強い。ただ渋野ら人気者が戻ってくれば、どうしても話題は、そちらの方にいってしまう。

 それだけに「帰ってきた身としてJLPGAの意地を見せたかったというのはちょっとあった。私はこっち(国内ツアー)を選んでこっちでやってるけど、帰ってきて生半可な気持ちでやってないよというのを示すためにも、それを自分に示すためにもこの勝ちはすごい大きかったなと思う」と勝利の意義を力説した。

 これで通算4勝目。自身初のシーズン複数回優勝となった中、再び米ツアーへ挑むことはあるのか。河本は「私の本当に心の底にある感情に、それが出てこないと行かないと思う。今は日本のゴルフ界に貢献したいというのがあるので、そこが自分の燃えるところ。もう一回挑戦するとか、世界の舞台でやるというのが湧いてきたら行きたい」との見解だった。