女子ゴルフの河本結(27=リコー)が、国内ツアー「スタンレーレディスホンダ」(10~12日、静岡・東名CC=パー72)で主役に躍り出た。

 戦前は今季国内2戦目で米ツアーを主戦場とする渋野日向子(26=サントリー)と同初参戦で2025年は米下部ツアーを戦った原英莉花(26=NIPPON EXPRESSホールディングス)が注目を集めていたが、2人は予選落ちとなり、2日目(11日)で姿を消した。

 一方の河本は初日(10日)に7アンダーのトップタイ発進とすると「(渋野や原ら)米国勢と(同組で)回りたいというのがある。そのために頑張ったといっても過言ではない」との願望を明かした。その思いは雨中でのプレーを強いられた2日目も同じ。69でまとめ、通算10アンダーで単独トップに立った。

 2人とは同じ黄金世代で切磋琢磨してきた間柄。残念ながら自身が待つポジションに来てくれなかったが「日本を楽しんでほしい。日本食とか温泉とか。めっちゃ頑張っていたので、休む暇もなくきっと試合に来ただろうし、時差もあるだろうし、疲れを取ってほしい」とねぎらった。

 言い換えれば、残る最終日(12日)は自らが大会を盛り上げるというわけだ。ただ気持ちはフラットのまま。紆余曲折を経てたどり着いたメンタルの境地で「デビューしたころは感情の起伏も激しくファイターだったけど、いろんな本を読んだり、メンタルトレーニングをしているうちにこうなった」と説明した。