ア・リーグの優勝決定シリーズはブルージェイズとマリナーズの間で12日(日本時間13日)からスタートするが、ブルージェイズのシュナイダー監督とマリナーズの本塁打王カル・ローリーとの過去の因縁が取りざたされている。

 2023年の4月の対戦でローリーに2本塁打を浴びた試合後、シュナイダー監督が「投球をきちんと決めていけば打ち取るのにそれほど難しい相手ではない。彼には大きなダメージを与えるポテンシャルがあるが、投球をしっかりこなせば大抵はうまく仕事をこなせる」と涼しい顔で言ってのけた。この年は30本塁打と大砲として急成長を遂げたローリー。ブルージェイズも打ち込まれていたが、意に介してない素振りを示している。

 その後、沈黙を守っていたローリーは約1年後に〝シュナイダー発言〟について「リーグ内で彼と確執のある選手が多いのは知っている。彼の発言は驚くようなものではないし、私は言うべきことはあまりない。もしいいことを言えないなら、何も言わない方がいい。その報いを受けたくないならね」とやり返した。今年4月の対戦では二塁走者のローリーの動きをめぐって〝サイン盗み〟疑惑が浮上し、一触即発ムードにまでなっている。

 米メディア「ブルージェイズ・インサイダー」は「2人の確執がこのシリーズの火に油を注ぐことになるのではないかと多くの人が考えている。この確執が失われることは絶対にない」と〝嵐の予感〟と伝えている。