日本代表で長年主将を務めた長谷部誠コーチ(41)が語る〝W杯優勝〟の目標とは――。5日に千葉市内で取材に応じ、来年の北中米W杯制覇を目標に掲げる森保ジャパンと、同じく優勝を目指した2014年ブラジルW杯でのザックジャパンとの〝違い〟を説明した。
来年のW杯へ向けては、森保一監督をはじめ、MF遠藤航主将(リバプール)やMF久保建英(レアル・ソシエダード)らイレブンの間でも優勝を目指す目標が共通認識となっている。だが、日本代表がW杯優勝を目指すと公言したのは初めてではない。ブラジルW杯を前に、当時エースだったMF本田圭佑らが宣言していた。
当時、代表キャプテンだった長谷部コーチは「大きな違いは、監督がその目標を示しているところ。14年当時、優勝という発言をする選手も多かった。ただ、(監督だったアルベルト)ザッケローニさんは『自分たちの世界での立ち位置をしっかり考えなさい』『もちろん自分も全部勝って優勝したい。だけど、しっかりと地に足をつけて自分たちはやっていかないといけない』というスタンスを取っていた」と証言した。
14年のチャレンジは1次リーグ敗退。高過ぎる目標設定は失敗だったとの教訓も残したが、長谷部コーチは指導者として再び同じ目標を達成しようとするチーム内にいる。「われわれがW杯で優勝するために何をしないといけないか。それを監督がすごく逆算してやっているのを間近で見させてもらっている」と偉業へ突き進む渦中の実感を語った。9月の米国遠征のスタメン総入れ替えは、その一環とみている。
今回も14年も達成の難しさは同じだが、当時との〝違い〟が成否を分ける要素となるのだろうか。












