ドジャース・佐々木朗希投手(23)が4日(日本時間5日)、敵地フィリーズ戦で2点差の9回から登板し、1イニングを無失点に抑えて初セーブをマークした。
一死から二塁打を許したものの後続を二ゴロ、三邪飛で打ち取って5―3のままゲームセット。極限状態から解き放たれたのか、剛腕が珍しくマウンドで大声を上げて感情をあらわにした。ポストシーズンでの登板は2度目だったが、セーブシチュエーションはこの日が初めて。ただでさえ慣れない役回りの上に、敵地のスタンドは真っ赤に染まっていた。さらに、ドジャースベンチもバタつき、登板の準備に入ったのは9回途中の味方の攻撃中だった。
試合後、佐々木は試合を中継した「NHK BS」のインタビューに応じ「2点差で前回より点差がない中でランナーが1人出て一発だったら同点という怖さはあったんですけど、(ストライク)ゾーンで勝負して結果的にゼロで抑えらえてよかったです」とまずは安堵の表情。そして、登板直前の準備となったことについて「(9回表の)1アウトからだったのでちょっとビックリした」と本音をこぼしつつ「ランナーが1人出て時間はあったので自分のペースでつくりました」と感謝した。
佐々木がブルペンで投球練習を開始した際、打席に立っていたのは大谷翔平投手(31)だった。それまでの4打席はすべて三振に倒れていたが、この打席では5球目を見送って四球で出塁した。それによってできた時間も追い風となり、マウンドでのパフォーマンスにつながったという。
「前回より思ったようにいかない部分もあったんですけど、何とかゾーンで強い球を投げて結果的に押し込めたかなと思います。明後日も試合あるので、もう1勝してLAに帰れたらいいなと思います」
シーズン終盤からリリーフに配置転換されてメジャー復帰し、一躍ブルペンの救世主となりつつある佐々木。セーブを記録できたことはチームにとっても大きな結果となりそうだ。












