ゾーンに入ったカブス・鈴木誠也外野手(31)の快音が止まらない。
30日(日本時間1日)にシカゴでのパドレスとのワイルドカードシリーズ第1戦に「5番・右翼」で先発出場し、0―1の5回にポストシーズン(PS)初アーチを放った。
4回まで1安打に抑えられていた右腕ピベッタの94・5マイルの(約152キロ)フォーシームを一閃。左中間へ同点弾を突き刺し、本拠地リグリー・フィールドを熱狂の渦に巻き込んだ。
この一発で流れをつかんだカブスは3―1で先勝。メジャー3年目で念願の初出場となったPS初戦で、鈴木が存在感をまざまざと見せつけた。
これでレギュラーシーズンから5試合連続アーチ。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXに「4試合連続でPSに入った選手は2007年のライアン・ハワード、1985年のジョージ・ブレッド、1980年のマイク・シュミットの3人だけだった。そして、その3人いずれも今日のようにその年のポストシーズン初戦で本塁打を打つことはなかった」と投稿した。
つまり、鈴木はレギュラーシーズンからPS初戦にかけ、5試合連続で本塁打を放ったMLB史上初の選手となった。
鈴木の覚醒ぶりには米メディアも脱帽。「ザ・スポーティング・ニュース」は「彼はMLB史上誰も成し遂げていないことをやってのけた。ホットだ。鈴木の本塁打は決定的だった。スター外野手はシーズン前半は素晴らしかったが、後半のほとんどは冷たかった。しかし、再びヒートアップする絶好のタイミングを選び、カブスにあと1勝で前進する機会を与えた」とほめちぎった。












